Chi sono – 私について
Chi sono
私について
著者紹介 ― マウリツィオ・デ・チッコ
マウリツィオ・デ・チッコは1961年、ミラノに生まれる。1971年よりトスカーナ州(フォッローニカ)に暮らし、1986年以降はフィレンツェを拠点としている。フィレンツェは、彼の芸術的・文化的感性に深い影響を与えてきた都市である。作家・詩人として、彼は市民的かつ象徴的な詩、物語作品、さらには子どものための韻文まで、多岐にわたりながらも一貫性のある文学的活動を築いてきた。その根底には常に、「言葉の価値と力」への強い意識がある。
彼の作品は、本質的でありながら密度の高い文体を特徴とし、簡潔さと深みを同時に備えている。詩には倫理的・精神的な主題が通底しており、人間の尊厳、意味の探求、そして言語の責任へと向かう絶え間ない緊張感が保たれている。彼の創作の中心にあるのは、言葉を「解放と意識のための道具」として捉える視点であり、それは心と精神に新たな地平を切り開く力を持つものとして描かれている。
彼の歩みの中でも特に独創的な主題の一つが、聖骸布(トリノの聖骸布)への省察である。それは信仰の対象としてではなく、謎に満ちた問いかける痕跡として扱われ、信仰と科学の対話、そして内省へと読者を導く。
同時に、マウリツィオ・デ・チッコは子ども向けの詩にも深い関心を寄せている。彼の韻文は単なる娯楽にとどまらず、言葉、リズム、記憶を育むための真の教育的実践として構想されている。
また彼の活動は多言語の領域にも及び、英語、フランス語、ドイツ語をはじめとする複数の言語への丁寧な翻訳を行っている。これらの翻訳は単なる言語的適応ではなく、原作のメッセージを拡張する詩的な延長として位置づけられている。
2025年以降、彼は物語作品を「アーチー・アンダーソン(Archie Anderson)」の筆名で発表し、新たな表現領域を探求するとともに、国際的な読者層へと作品を届けている。その一方で、文学的な質と物語の本質的な深みへのこだわりを決して手放すことはない。
マウリツィオ・デ・チッコは、形式的な厳密さと感情的な開放性、伝統と革新を結び合わせ、読者に能動的で意識的、そして情熱的な関与を促す創造的な道を歩む作家である。
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